第19回「釈迦寺こころの会」を開催しました
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2012年10月15日
第19回「釈迦寺こころの会」を開催しました
日時:平成24年10月10日(水)
場所:萬徳院釈迦寺 稲毛
ずいぶんと涼しくなりました。心地よい季節の中での開催となりました。
第一席は、平野将祐法儀課長による「仏像の心と形Ⅲ 天部―異邦の神々―」でした。「仏教の伝来とともに、異文化と多様な信仰体系が日本にもたらされました。仏の守護者として、インド世界の神々も中国、朝鮮を渡り歩き、日本の人々、神々と出会うのです。オリエンタルな異貌の容姿に、人々は仏の国から来た「異邦神」に、つよい力を求め、自らの信仰と同化していったと考えられます。我々の内省にある異文化のエッセンスを天部の御姿に尋ねてみましょう」(レジュメより)として具体例をふんだんに挙げつつ詳しくお話いただきました。
第二席は、恒例の『仏教聖典』みんなで読誦。今回からは「はげみ」の第1章「さとりへの道」ですが、長文のため第1節「心を清める」、第2節「善い行い」を皆様で声を合わせて朗誦いたしました。
第三席は、竹田明秀門主による解説法話でした。『仏教聖典』によりつつ、幸せの感じ方についてお話がありました。幸せの感じ方の第一段階は、他との比較による幸せ。しかしその段階に留まることなく、他と比べない、すべてを受け入れる幸せの感じ方についてお示しがありました。
来月は、好評につき、「仏教・紙芝居」第二弾です!(予定は変更になる場合がございます)