盂蘭盆会大法要開催のご報告

■船橋中央
この地での盂蘭盆会大法要も3回目を迎え、本年は11時の座が満席となりました、誠にありがとうございます。併設のペット霊園の法要が午後3時から、そして夕方の送り火法要へと大法要の流れ、形式も徐々に整って参りましたことを実感しております。夕方の雨も全く支障なく、先祖供養の大法会を恙(つつが)なく勤修申し上げました。

船橋中央1船橋中央2船橋中央3

■小室
釈迦寺小室では午前9時から午後3時まで、毎時一座で計8座の法要を行いました。当日は1400人ほどの参拝者があり、お盆の締めくくりとして、僧俗一同で般若心経をお唱えして故人様の御霊をご供養しました。
夕方6時からの送り火法要では、500基近くの献灯がうすぐらい本堂にならび、幽玄な雰囲気の中、350人ほどの参拝者が訪れ、読経の中で焼香、施餓鬼をおこない、故人様をお送りしました。

小室1小室2 小室3

■稲毛
去る8月16日、釈迦寺稲毛大本堂に於いて盂蘭盆会施餓鬼大法要を行いました。
午前9時から7座にわたり読経致しました。各座とも満席近くのご来寺を賜り、皆様と共に般若心経を唱えたり、施餓鬼や焼香をもって先祖供養を行いました。
また、18時から各御堂にて御先祖様の為に灯された送り火に照らされながら、献灯法要を厳修致しました。大勢のご来寺ありがとうございました。

稲毛1稲毛2 稲毛3

来る八月十六日(土)に、萬徳院釈迦寺各院にて開催致します「盂蘭盆会大施餓鬼法要」と「送り火献灯供養」の申込を受け付けております。

詳細はこちらをご覧くださいませ。 
皆様のご参列をお待ちしております。

去る7月30日、萬徳院釈迦寺船橋中央に於いて、第20回座禅法話会が開催されました。座禅を皆様と行った後、今回は「灯明」という題材で、寺地昭厳師と射場良秀師の御二方にお話しいただきました。

第一座 寺地昭厳師 「灯明~ともしび~」
お釈迦様のお説法に「自らを灯明とし、自らをたよりとして他をたよりとせず 法を灯明として法をたよりとして他のものをたよりとせず生きよ」とあります。(自燈明・法燈明
私たちは、世の中の色々な出来事や情報に左右されがちです。
このような時代こそ、仏様の教えを灯として過ごせる心をもてればと思います。
西国三十三ヶ所霊場の三十三番の華厳寺のご詠歌
世を照らす 仏の験ありければ また灯も消えぬなりけり

第二座 射場良秀師 「無明の凡夫」 
左灯右華と言う言葉が御座います。本尊さんから見て左が灯明、右に華。真ん中に香炉を配置すれば完成です。これは、尊前荘厳の基本を表します。今でこそ電燈が当然となっておりますが、昔は夜の明かりは灯明、提灯でありました。仏教に於いて灯は迷いと苦悩に苛まれる私達(無明の凡夫)を導く仏陀の智慧、お覚りを象徴するもの。故に上記の三つを私達の側から見ると、灯明が上座である右側に配されるのです。灯明の仏教的意味と、荘厳の作法を簡単にご説明申し上げ法話とさせて頂きました。

次回の開催は8月30日(土)です。題材は「護摩」です。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

 

第二十回「坐禅・法話会」1第二十回「坐禅・法話会」2第二十回「坐禅・法話会」3

このページの先頭へ