第三十七回「坐禅・法話会」を開催致しました
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2016年02月12日
第三十七回「坐禅・法話会」を開催致しました
去る1月30日、萬徳院釈迦寺船橋中央に於いて、第37回座禅法話会が開催されました。雪になろうかという冷え込みの中でしたが、多くの人に集まっていただきましたこと、感謝いたします。今回は「御釈迦様」という題材で田久保明賢師と竹田明秀師の御二方に御法話をいただきました。
第一座 田久保明賢師 「御釈迦様の足跡にみる願い事の叶え方」
御釈迦様は御悟りを得る為の修行中、思想家の元を訪れては後継者にと望まれたり、ある時にはマガダ国のビンビサーラ王から、軍隊と財産を半分分けるから王子として国に戻るように説得されました。しかし、御釈迦様はこのすべてを断り、修行を続けられました。
このように、一歩一歩真っ直ぐ歩んでみる。そうすることで良き御縁が生まれることもあり、いずれは大きな目標を叶えることが出来るのです。
しかし、これは勿論、ずっと頑張っていようということではありません。御釈迦様も苦行によっては御悟りを開くことが出来ませんでした。厳しさ一辺倒に偏ったやり方はどんなことであれよろしくありません。無茶は禁物として取り組んでいただきたいと思います。
叶えよう、達成しようという御心と実際の行動こそがなにより大事であります。
第二座 竹田明秀師 「御釈迦様の生涯」
御釈迦様の生まれた時、御釈迦様は7歩歩んで天と地を指さし、「天上天下唯我独尊」とおっしゃられたといわれております。このお言葉は、「この世で私がもっとも尊い」という意味ではなく、「皆が唯一無二の存在で、それぞれが尊い」という意味であります。
自身の尊い事、他人の尊い事を今一度思い直し、新しい一年をお過ごしして頂きたいと思います。
次回の開催は3月30日(水)です。2月は法話会をお休みいたしますのでご注意くださいませ。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。