僧侶と巡る「大雄山最乗寺 参拝の旅」に行ってまいりました
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2018年11月29日
僧侶と巡る「大雄山最乗寺 参拝の旅」に行ってまいりました
今回も稲毛寺院で出立勤行を行ない、旅の無事を祈願しました。
大雄山最乗寺は神奈川県の南足柄市にあり、箱根に近い山の中にあります。修行の寺ですので、周りに住宅街が無く、静かで森林の空気が清々しいお寺です。参道は杉並木に覆われ、樹齢300年以上の大木も珍しくありません。日光の杉並木にも負けていません。苔が生す石階段を登って山門までたどり着きました。モミジは真っ赤に紅葉していて、見ごろとなっていました。
道了様の御真殿では、最乗寺の僧侶により、釈迦寺一行の道中安全を祈願して頂きました。お不動様の不動堂を参拝して、その下にある「洗心の滝」で清流の音に耳を澄ませ、心洗われました。この時点で12時頃となりましたので、信徒会館へ向かいます。信徒会館の大広間で中食(ちゅうじき)に「精進料理」を頂きました。だしにも鰹など使わず、昆布と椎茸で取った本格的なものです。大雄山最乗寺は雲水さんが修行している修行寺ですので、厨房もしっかりしています。
食後は時間まで自由参拝となりました。奥之院の急こう配の階段を登って十一面観音様をお参りなさった方もおりますし、バスの中で慧春尼様の絵本を回し読みして予習しましたので、慧春尼堂を参拝された方も多くいらっしゃいました。境内は広大ですが、それぞれ十分楽しめたのではないでしょうか。
バス待合所のお土産屋さんで買い物した後、「小田原フラワーパーク」に向かいました。秋バラの季節は10月中旬から11月中旬が見頃ですが、今年は異常気象でまだ満開になっていました。温室で熱帯植物を観賞した後、外のバラ園へ。多くの品種が咲き誇り、見ごたえがありました。
最後に稲毛で帰山勤行をして無事を報告し、解散となりました。
次回は春を予定していますので、初参加もお待ち申し上げております。