萬徳院 釈迦寺

生前戒名

生前戒名

自分のことは自分で・・・の時代

近年、少子化・高齢化による公的年金額の減少、失業の増大など、生きていく不安が年々大きくなっています。
そうした社会情勢の中で遺された者に死後を託すという古来からの考えは時代と共に変わり、現在は「死後のことは生きているうちに自分で準備しておこう」という考えが一般化してまいりました。葬儀の生前予約や生前戒名も、そうした要望によるものです。生前に自分の戒名を授受し、安心した余生を送りましょう。

戒名について

戒名と聞くと、亡くなられた後、お寺から貰う名前と思われている方が多いのではないでしょうか。
戒名のことを浄土真宗では法名と呼び、日蓮宗では法号と呼び、意味も多少異なっているものの、お釈迦様の教えを守ると約束した人に与えられるのが広い意味での戒名ということです。戒とは戒律「いましめ」のことで、あらゆる宗教には戒律が存在します。
例えば、キリスト教の戒律を守り、信仰することを誓い、戴くのがクリスチャンネームであり、仏教の戒律を守り、信仰することを誓うことにより、僧侶(戒師)から戴くのが戒名なのです。つまり、生前戒名は仏教の教えに従い、価値のある新しい人生を送る決意を自他共に表明するものなのです。

知名人の戒名の例(生前戒名含む)

豊臣 秀吉
国泰祐松院殿霊山俊龍大居士
徳川 家康
安国院殿徳蓮社崇誉道和大居士
山岡 鉄舟
全生庵殿鉄舟高歩大居士
原 敬
大慈寺殿逸山仁敬大居士
山本 五十六
全生庵殿鉄舟高歩大居士
吉田 茂
叡光院殿徹誉明徳素匯大居士
池田 勇人
大智院殿毅誉俊道勇人大居士
間宮 林蔵
顕実院宗円日成大居士
福沢 諭吉
大観院独立自尊居士
榎本 健一
天真院殿喜王如春大居士
石原 裕次郎
陽光院天真寛裕大居士
美空 ひばり
慈唱院美空日和清大姉
力道山
大光院力道日源居士
夏目 漱石
文献院古道漱石居士
三島 由紀夫
彰武院文鑑公威居士
大石 内蔵助
忠誠院刃空浄剣居士
平賀 源内
智見霊雄居士
堀部 弥兵衛
刃毛知劔信士
小原 庄助
米汁呑了信士
森の石松
義山石松信士

現今の葬儀時の戒名料・読経お布施

「常識を超える戒名料を請求されて困った」というご遺族のお話をよく聞きます。が、残念ながらこれが世の実情なのです。代々、寺院境内にお墓がある檀家であれば、戒名は否応なく関係する寺院から戴くのが一般的です。
しかし、これから新たに霊園などでお墓を造る方や、納骨堂などに納骨する方は、「高い戒名料」に悩むことはありません。何故なら、当寺の生前戒名によれば、ご本人がご納得して戒名を授受できるからです。また、葬儀式読経・通夜・告別式・繰り上げ初七日法要も、釈迦寺が承っております。

「戒名証」の授受

生前戒名授受の方には、戒名証を授与いたします。
また、院号居士・院号大姉(福寿)以上には額がつきます。
※万が一、戒名が不要になった場合や何らかの理由で他の寺院により戒名を受けるなどの事態が生じた場合は、お預かりした金額の半額をお返しします。
戒名証

生前戒名お布施

戒名位 一般戒名お布施(宗派・格式により差異あり) 生前予約
信士・信女 推定15万円 8万円 鶴寿
居士 ・ 大姉 推定30万円 15万円 亀寿
院号信士 ・ 院号信女 推定40万円 20万円 吉寿
院号居士 ・ 院号大姉 推定60万円 25万円 福寿
院号大居士 ・ 院号清大姉 推定200万円 50万円 光寿
院殿大居士 推定500万円 100万円 天寿

読経お布施

お経・お布施 葬儀時 生前予約
通夜・告別式含む繰上げ初七日法要 25万円 15万円
※生前戒名をお申し込みの方は、ご希望により葬儀時の読経(繰り上げ初七日含む)御布施の前納も承ります。
(但し、前納してから8ヶ月未満で用いられる場合は早期付加金として5万円をお願いします。)