お知らせ
2012年12月04日
第二回「坐禅・法話会」を開催致しました
坐禅の時間では前回に引き続き、まず椅子に坐って簡単な瞑想を体験致しました。ステンドグラス、そしてご本尊様のお釈迦さまと向かい合い、普段味わえない静寂(せいじゃく)なひと時を僧侶と一緒に過ごしました。休憩を挟み、いよいよ法話会の始まりです。第一席目は「般若心経の心音(しんおん)」と題された河野先生のお話。お経は内容を理解する事も大切ですが、一心に読誦(どくじゅ)することが何よりであると、目を大きく開いて力強くお話し下さいました。
第二席目の大浦先生は、「心が軽くなる智慧(ちえ)のお経」と題され、般若心経の中身を日常の喩え話を織り交ぜながら、分かりやすく解説して下さいました。川を渡るために造った筏(いかだ)を渡った後も手放せないのは、そこに造ったというこだわりや、執着(しゅうじゃく)があるからだと説き、また人生を一つの部屋に喩え、生まれた時は空っぽでも経験や知識が部屋を埋め尽くす、固定観念を捨ててみましょう、と優しくお話し下さいました。
参加された皆様の反応として「般若心経の話が分かりやすく勉強になりました。」「執着を無くすことは大変難しいですね。」など様々なご意見を頂戴致しました。
次回は12月30日(日)です。本年の総まとめの「坐禅・法話会」へ是非ともご参加下さいませ。 合掌