お知らせ
2012年12月12日
平成24年度星祭り結願のご報告
去る12月8日に修行致しました、今年の星祭りが無事結願しましたことをご報告致します。
前日7日に三陸沖を震源とする強い余震に見舞われ、未だ自然の脅威にさらされる私たちにとって、仏様に対する真摯な祈りが届き、来る年の大難が小難、小難が無難になりますようご祈願申し上げました。
静寂に包まれた堂内でローソクの灯火のみに照らされ、3人の修法者により秘密の行法が粛々行われました。
金剛鈴のチチンチン、チチンチンの静寂を切り裂く高い金属音を合図に、法楽太鼓が打ち鳴らされ式衆の僧侶が入堂し、独特の旋律をもつ「修験懺法」を読誦し、つづいて般若心経が太鼓と共に力強く読経されました。のち、行者による参拝の皆様の五体加持が行われ、心地よい緊張感と大音声の中に終了しました。
振り返ってみると、当日は150名近くの参拝があり、過去最高の御来寺を頂きました。皆様、名物の厄除けの大根炊きを召し上がられ、御帰りになられました。
お知らせしておりますように、夜に行ってまいりました星祭りは今回が最後です。来年(平成25年12月)の星祭りは行わず、次の新年(平成26年)の元旦に祈願会に移行して参ります。釈迦寺三院それぞれにて行う予定ですので、お近くの釈迦寺に御参り下さり、新年の御祈願も御利用して頂けますよう、よろしくお願いいたします。