お知らせ

2013年04月05日

第五回「坐禅・法話会」を開催致しました

来る4月8日(月)は、お釈迦さまのご誕生となります。船橋中央では、当日午前10時より大本堂にてお釈迦さまのご誕生をお祝いする「花まつり」のお経が読誦されます。今回の法話会では、「お釈迦さま」をテーマにお話しがありました。

まず川井亮證先生は、お釈迦さまがご誕生のとき発せられたとされる「天上天下唯我独尊」(てんじょう・てんげ・ゆいが・どくそん)ということばについてお話しされました。いのちあるものは皆すべてかけがえのない存在であることを伝えることばとして解釈されますが、それは槙原敬之の作詞・作曲の「世界に一つだけの花」にある「世界に一つだけの花/一人一人違う種を持つ/その花を咲かせることだけに/一生懸命なればいい」、そして「小さい花や大きな花/一つとして同じものはないから/No.1にならなくてもいい/もともと特別なOnly One 」に通じる考え方であることを、若い僧侶らしく清々しくご説明いただきました。

次いで河野幸道先生からは、仏典最古のお経であり、釈迦寺でも読誦されている『法句経』からいくつかの法句(真理のことば)をご紹介いただきました。そのうちのひとつ。「ためになることを数多く語るとしても、それを実行しないならば、その人は怠っているのである。」日々たゆまず努力することの大切さを力強く語っていただきました。ありがとうございました。

今年の「花まつり」はお釈迦さまのご誕生をお祝いいたしますと共に、お釈迦さまの御心を知る良き機会としたいものです。4月8日(月)午前10時には釈迦寺船橋中央にて「花まつり」が勤修(ごんしゅう)されます。4月30日(火)には第六回「坐禅・法話会」を予定しております。テーマは「薬師如来」です。多くの皆さまとお会いできますこと楽しみにしております。

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