お知らせ
2013年04月09日
「花まつり」を開催いたしました
去る四月八日、関東大本山船橋中央、小室大寺院、稲毛大寺院の各寺院に於いて、花まつり法要が開催されましたことをご報告申し上げます。
■関東大本山船橋中央
四月八日、僧侶一同出仕のもと、多くの参詣のお方をお招きし、お釈迦さまの御誕生の日をお祝いする「花祭り」を勤修(ごんしゅう)いたしました。
晴天に恵まれ、大本堂の大窓から拝される観音さまにも見守られ、定刻十時より読経が始まりました。焼香の香り芳しく、竹田明秀門主からの御法話も頂き、心地よい法要となりました。
また前日には、写真の通りの虹がかかり、釈迦寺霊園をお飾りいただきましたこと大変うれしく感じました。
■小室大寺院
去る四月八日小室大寺院本堂におきまして、花まつり法要が行われました。
当日は晴天に恵まれ青空が広がるなか、黒田住職導師のもと職衆六口でお釈迦様の誕生時の姿をかたどった仏像に甘茶を注ぎ、お釈迦様の誕生日を御祝しました。
法要後は川井僧侶から「花まつりの意味」と題して、「天上天下唯我独尊」の正しい解釈として、「この世に生まれたものは、お釈迦さまのようにすべて尊いものである」との法話がありました。
また参拝者には、甘茶のティーパックが配られ、その珍しさにたいへん喜ばれました。
■稲毛大寺院
四月八日、お釈迦様のお誕生日の朝は、前夜の花散らしの風雨が、迷いのすべてを洗い流したような清浄さに、満ちていました。
お誕生仏が、安置された花御堂は美しく荘厳され、お誕生の地{ルンビ二園の花園}を想わせる華やかさです。
導師、式衆による荘厳なる読経が、道場中に響きわたり、内、外陣うち揃って「お釈迦様」感じる、温かさにつつまれました。
沢山の方々のご参拝を頂き、親子三代で御参加の信徒様からは「遠い幼き日を思い、孫には良い思い出ができました。」のお言葉を頂きました。
良き風習を以て、善縁を結ぶ。お寺の在り方を改めて感じさせられました。