お知らせ

2013年05月06日

第六回「坐禅・法話会」を開催致しました

去る、四月三十日に第六回「坐禅・法話会」が無事に開催されましたことをご報告いたします。

今般は「薬師如来さま」をテーマにお二人の講師にお勤めいただきました。

先ず、高田良海師による
『健康の三つの条件と病の受け止め方』
と題して、薬師信仰の大きな柱である病を除き苦難を抱えた人々をいかに救うかを、如来の御誓願と現代社会に生きる私達がいかに恩恵を受けていると解釈できるかをお話し頂きました。三つの養生訓、病を得てもいかに信念をもって乗り越えていくのかを先生の仏教観をもって語って頂きました。
印象的だったのは「病は絶望では無い、そこから学ぶことも多いのだ」というお言葉でした。

お二人目は平野将祐師に
『薬師瑠璃光如来ヲ念ズ ~ある小僧の「発心」~ 』
と題してお話し頂きました。ご自身の修行時代に経験された、ご家族の危篤を知らされた時、厳しい修行の中でいかに仏にすがり、薬師如来さまに祈ったのかを語られ、少年僧として仏と向き合った強烈な経験が今の自分に繋がっているのだと、薬師如来さまに導かれたご自身の「発心」のお話を頂きました。

次回も五月三十日木曜日に「坐禅・法話会」を予定しております。
新たに入山された僧侶方も講師を勤めて頂き、より多彩な切り口で会を盛り上げて参りたいと存じます。

皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。

第6回坐禅・法話会1第6回坐禅・法話会2第6回坐禅・法話会3

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