お知らせ
2013年12月11日
外房名刹拝観の旅に行ってまいりました
外房名刹拝観の旅(天台宗行元寺・石堂寺を巡る)
11月19日(火)朝6時半に小室に集合、その後稲毛別院にて合流した38名の参加者を乗せたバスは好天の中、一路南房総へ向かいました。
始めの訪問地は夷隅町にある行元寺です。嘉永2年(849年)に開山という由緒あるお寺です。この本堂にある、江戸後期に残された欄間彫刻が本日のメインでした。現在の鴨川市打墨で生まれ、「波を彫らせては天下一」と言われて「波の伊八」の異名で全国に知られたという名工の遺作です。波がまさに崩れんとするその瞬間を見事に表現した彫り物を間近に見ることが出来、参加された皆様も喜んでおられました。
その後、勝浦を通過し、鴨川の海が目の前にある所で、海の幸がいっぱいの昼食をとり、石堂寺を参拝致しました。この寺は室町時代に建立され、国指定重要文化財の本堂には「波の伊八」の彫刻があり、御説明をしていただいた御住職のお話もすばらしく、とても楽しいひとときでした。
最後に、今回の企画について感想等を伺うアンケートで「最高に良かったです」というコメントを始め、全員の参加者から良かったという感想をいただきました。ご参加戴きました皆様に深く感謝いたします。ありがとうございました。