お知らせ
2015年06月08日
第二十九回「坐禅・法話会」を開催致しました
去る5月30日、萬徳院釈迦寺船橋中央に於いて、第29回座禅法話会が開催されました。皆様と座禅を皆様と行いました後、「古寺巡礼」という題材で、第3回目をお話しさせていただきました。今回は川井亮證師と寺地昭厳師の御二方に御法話をいただきました。
第一座 川井亮證師 「出開帳」
仏様を巡り礼拝する巡礼に対し、仏様が私たちの近くにいらして下さることを出開帳と言います。
江戸時代に、両国回向院で行われた善光寺の出開帳では、60日間で延べ1600万人の参拝者がいたそうです。
当時の江戸の人口が、一説には150万人と言われていますので、普段拝する事の出来ない仏様とのご縁を結べる出開帳は、何度もお参りするほど有りがたいものだったのかもしれません。
交通の発達した現在では、昔と比べてたくさんの仏様とのご縁を結ぶ機会がございます。
そのご縁を進め、お健やかにお過ごしいただけることを祈念いたします。
第二座 寺地昭厳師 「高野山開創法会にお参りして」
「一度参詣高野山 無始罪障道中滅」
~ 一度高野山に参詣すれば、その道中で生前の罪はすべて消滅する ~
開創とは、お寺を創設することです。
高野山は開創1200年を迎え、多くの参拝者で賑っていました。
古寺巡礼とは、古いお寺の永い歴史に触れて自分自身を見つめなおす旅でもあります。
次回の開催は6月30日(火)です。次回からは仏教初歩入門という題材で三回にわたってお話しいたします。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。