お知らせ
2016年03月31日
第三十八回「坐禅・法話会」を開催致しました
去る3月30日、萬徳院釈迦寺船橋中央に於いて、第38回座禅法話会が開催されました。当日は暖かな一日となりました。今回は「御浄土」という題材で佐藤成秀師と青柳信證師の御二方に御法話をいただきました。
第一座 佐藤成秀師 「御浄土の様子と多くの如来さま」
今月のお彼岸にちなんで、極楽浄土のお話をしました。
お彼岸には真西に沈む太陽に向かって、ご先祖様が安らかに過ごされている西方極楽浄土を思って手を合わせるという意味があります。今回は阿弥陀経というお経に説かれている極楽浄土の素晴らしさをわかりやすく現代語訳で解説しました。
又、お経文には阿弥陀如来だけでなく、多くの如来様がそれぞれの御浄土をお持ちであると説かれております。
どうすれば御浄土へ往けるか、唯一の方法はやはり清く正しい御心で、誠実・真面目に生きていくことではないでしょうか。
第二座 青柳信證師 「浄土はどこにある?」
浄土は極楽浄土だけにあらず。
仏様の御住まいであられる様々な浄土を紹介しながら、遥か遠方にあると思われる浄土が、実は身近にあるということを、白隠禅師の言葉や、科学的に説明することにより実感して頂きました。
次回の開催は4月30日(土)です。次回は、5月にバスツアーで訪れる『成田山新勝寺』のお話を予定しております。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。