お知らせ

2016年06月05日

第四十回「坐禅・法話会」を開催致しました

去る5月30日、萬徳院釈迦寺船橋中央に於いて、第40回座禅法話会が開催されました。お天気が悪い中ではありましたが、無事開催することが出来ました。今回も座禅体験ののち、「観音経」という題材で3人の僧侶に御法話をいただきました。

第一座 水野賢秀師 「観音様の三十三の御姿」

観音経の中に観音様の特徴として三十三応現身と言って、観世音菩薩はあまねく衆生を救うために相手に応じて三十三のお姿に変身すると説かれております。

具体的には

1仏身   2辟支仏身  3声聞身   4梵王身   5帝釈身
6自在天身 7大自在天身 8天大将軍身 9毘沙門身  10小王身
11長者身  12居士身     13宰官身    14婆羅門身   15比丘身
16比丘尼身 17優婆塞身   18優婆夷身  19長者婦女身 20居士婦女身
21宰官婦女身 22婆羅門婦女身 23 童男身 24童女身  25天身
26龍身 27夜叉身 28乾闥婆身 29阿修羅身 30迦樓羅身
31緊那羅身 32摩喉羅迦身 33執金剛身

というお姿です。
それは応以xx身得度者。即現xx身。而為説法。
と「オウイxxシントクトクドシャ。 ソクゲンxxシン。ニイセッポウ」
と観音経の本文の中に何回も同じ文句が繰り返しが出てくる箇所に書かれております。

これはxxの身をもって得度すべきものには、即ちxxの身となって現れて、そのようにしてその者の為に法を説きあらわれる。という意味と言われております。 

日ごろ出会うすべてのお方が観音様の化身と思って過ごせれば何よりも幸いです。

 

第二座 田久保明賢師 「グローブとくつ」 

とある野球選手の話です。
野球を世界に広めようと、フィリピンの村にグローブをたくさん持っていき、野球教室を開催しようとしました。
しかし、思いもよらないことがありました。村の子供たちは靴を履いていなかったのです。
この体験ののち、この野球選手は使い古した靴を集め、フィリピンの村に寄付する団体を立ち上げました。この活動には多くの人が賛同し、一年もたたずに目標の一万足を超えたそうです。

観音様は観世音菩薩とも申します。「世の音(助けを求める衆生の苦しみ)を観て、良く救う」という意味です。そして、自らの菩薩としての地位を離れ、時には一般の民衆となってまで人々を御救いしてくれる優しい御方です。
本日お話ししたこの野球選手のように、自らの立場を離れ、一人の人間として手助けする心こそ、自らをあらゆる御姿に作り変えて衆生を救う観音様の心といえるのではないでしょうか。 

観音様を信仰するだけでなく、自らも行動してみることが大事であることをお話しさせていただきました。

 

第三座 西村博祥師 「観音経」 

観音経は妙法蓮華経観世音菩薩普門品第二十五といいます。
普門とは「あまねく衆生に門を開く」という意味です。

その名を一心に念ずれば火や水などの七難から救われ、子宝などの福徳も得られるということ。
三十三の御姿に変化し、相手に応じて救いの手を差し伸べること。
観音様の功徳は少なくなく、御釈迦様がこの普門品を説かれたとき、八万四千の衆生がみな悟りを得たこと。

観音経のあらすじを解説しながら、このように多くの衆生に現世利益をもたらすゆえに「普門」であるとお話させていただきました。

次回の開催は630日(木)です。次回は、『お墓・仏壇』という題材でお話させていただきます。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

第四十回「坐禅・法話会」 第四十回「坐禅・法話会」 第四十回「坐禅・法話会」

第四十回「坐禅・法話会」

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